はじめに、この4月から新会長に就任された戸川稔朗氏のご逝去を深い悲しみと共に皆様に報告しなければなりません。それに伴って、私、桑名基勝は会長代理として、その職責を果たさなければならないことを痛感しております。彼の偉大な功績と長年にわたるテニス界へのご尽力に心から感謝申し上げます。彼の意志を継ぎ、本協会のために最善を尽くすことをお約束いたします。加盟団体、会員の皆様、そしてご協賛いただいている企業の皆様・各種団体の皆様には、今後ともご理解とご尽力を賜りますようお願い申し上げます。
さて、昨年は団体において「第47回東北都市対抗テニス大会」では、郡山市が優勝、福島市が準優勝、会津若松市で開催された「第44回東北実業団対抗テニス大会」では日本工機が準優勝しそれぞれ全国大会出場を果たしました。岩手県で開催された「第50回東北総合体育大会」では、成年男女とも準優勝し、特別国民体育大会 鹿児島国体に臨みました。残念ながら成年男子は一回戦で東京都に、成年女子は二回戦で三重県に、少年男子は一回戦で新潟県に、少年女子は一回戦で京都府にそれぞれ敗退しました。個人においては多くのジュニア選手が東北大会で活躍「ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権」などに出場しました。
令和6年度も、前年度同様の事業を実施すると共に、試合中でのフェアプレーの推進、セルフジャッジ5原則を大会で、継続的啓蒙に努めていきます。
また、ジュニア育成面では強化はもちろんですが、目前の試合に一喜一憂することなく、スポーツマンシップに則ったフェアな試合が行われるよう保護者の皆様、指導者の皆様にはお子様への温かいご支援ご指導をお願い致します。
昨年度、新たな取り組みとして、日本スポーツ協会公認コーチ1の資格取得に向けた公認コーチ1養成講習会専門科目講習会を実施しました。引き続き今年度も予定しており、指導者養成を通じて福島県のテニスの発展に寄与するものと確信しております。
令和6年度も、役員一同、元気に行事運営に努めてまいりますので皆様のご協力をお願い致します。
福島県テニス協会 副会長 桑名 基勝